千葉の実家から通える会社を探していました。
私は新卒で東京日食に入社しました。就活というと、キャリアプランとか自己実現とか社会貢献というようなワードが飛び交うイメージですが、私は最初からとにかく千葉の実家から通える会社というのが最優先だったんです(笑)。

大学は都内でした。それに合わせて私自身も学生時代は都内でひとり暮らしをしていたんです。でも、やっぱり千葉に戻りたくて戻りたくて。千葉が好きというのもあるんですが、それよりも実家が好きだったのかもしれませんね(笑)。だから、千葉で働けるというのが最優先で、その上で、やっぱり社会に貢献できる会社がいいというのはありました。そんな時に出会ったのが東京日食だったんです。実家に近くて、青果物を新鮮に消費者に届けるという大切な事業をしているというところに惹かれました。面接の時に感じたアットホームさも魅力でしたね。
人と人とが互いに成長できる仕事です。
いま私が担当している配車という仕事は、基本、人と話すことが仕事なんです。東京日食は野菜や果物などの青果物の流通を担っているので、私たちがやりとりするのは農家さんやドライバーさんです。コミュニケーションの手段は主に電話ですね。一日一日、扱う青果物の種類も量も届け先も違います。その内容に合わせて、私たちがドライバーさんを手配するわけです。私たちがミスをしてしまうと、せっかく農家さんが育てた野菜や果物が痛んでしまったり、商品として流通できなくなったりすることも考えられます。だから、電話のやり取りを密にとって間違いがないように気を使いますね。

この仕事の難しいところはやっぱりコミュニケーション。電話が主なので声だけで信頼していただくというのが難しかったです。最初のうちは「わかる人に代わってください」なんて言われることもありました。でも、元気にハキハキ話すことを心がけているうちにだんだん名前を覚えてもらえるようになって、私自身も相手の方の名前を覚えて、相手の状況をイメージしながらやりとりできるようになりました。
チームで助け合うことで余裕が生まれました。
東京日食のいいところは、みんなが声をかけ合っているところだと思います。社長との距離も近いので疑問に思ったことがあれば、直接聞くこともできます。仕事に関しても最近はチームで売り上げを管理するようになったので、一人で頑張るというよりもチームのみんなで助け合うという風土が生まれてきました。

個人的にはチームで助け合うことで、自分自身に余裕が出てきた気がします。例えば、なかなかドライバーさんが捕まらないときも、新人の頃は泣きたくなるくらい焦るばかりで。正直、辞めたいと思うこともありましたね。でも、私、割と負けず嫌いなんです。新人の頃、ミスをしてしまった時に上司が代わりに謝ってくれているのを見ると、よし!次は自分で解決しようって密かに思ってました。
やっぱり、大切なのはコミュニケーションですね。「明日は忙しくて」とおっしゃっているドライバーさんも、詳しくお話を聞くと「夕方からならOKだよ」という場合もありますしね。いまでは冷静な判断ができるようになりました。

他のインタビューを見る